ASKAを襲った一過性脳虚血症とは？放置すると命の危険も⁈

今日6月12日は、仕事も休みです何気にミヤネ屋を見ていたら衝撃ニュースが飛び込んできた！




CHAGE&ASKAのASKAが一過性脳虚血症の疑い⁈
というニュースだ！疑いだから確定ではないのだろう。
でも気ななるな！心配ですね！

しかしASKAを急に襲ったであろう一過性脳虚血症という病名を聞いて、「一過性脳虚血症？なんだ？」と聞きなれない方も多かったのではないだろうか。

ちなみな私はこの病名を随分前から良く知っていた。
何故かと言うと、以前10年間健康アドバイザーの仕事をしていたからだ。
私が当時担当した方の中にも、やはりASKAと同じく一過性脳虚血症の疑いあり！
と診断された方は、以外に多かったのです。

では、ASKAを襲った一過性脳虚血症とはどんな病気なのか？
その前に、今回のニュースを見て自分ごととして捉えた方は、果たしてどのくらいいたでしょうか？
恐らく、いや間違いなくほとんどの方は他人後として捉えたのではないでしょうか。
ま〜他人事とには間違いないのですが。。。


でも、私がなぜ？あえてこんな事をいうのか？お分かりでしょうか。
それは、今回ASKAを襲った一過性脳虚血症というのは、いつ？誰が？何処で？同じように襲われても全くおかしくない病気だからです。

高齢だからなり易い⁈たしかに確立、リスクは高くなります。
しかし、事実年齢問わず誰でもなる可能性があります。
なので今回のニュースで一過性脳虚血症という病名を知った方はこの機会に、もしもの時の為に理解を深めておきましょう。
それは、将来のご自身のため、はたまた大切な家族、人のためにも。

そこで以下に参考になればと思いまとめてみました。

一過性脳虚血症とは一体どんな病気？

一過性、つまり一時的に脳血管の血流が悪くなってしまう状態、症状を言います。血管が詰まっているわけではないのですが、血流が悪くなってしまうと、やはり体に異変、症状が出ます。代表的な症状として起こるのは「めまい」「立ちくらみ」です。しかし、こういった症状は誰でも体験することなので、こういった症状がイコール「一過性脳虚血症」と疑う人は皆無に近いのではないでしょうか?しかし、後述する症状・異変がある場合は、かなりの確率で疑いがあるので要注意です！また直ちに病院にて診断してもらうことを強くおススメします！

・吐き気
・食事中に箸を落す
・言葉が出にくくなる

こういった症状は、実は一時的なもので時間がある程度経てば消えます。しかしこの症状を放置しておくと大変危険なことに今後なります。
それは、一過性脳虚血症を放置しておくと１０～２０％の方は、数ヶ月以内に「脳梗塞」を引き起こすという事実があります。脳梗塞は、ご存知の方も多いと思いますが、現在医療の発達で死に至る確率は減少してますが、その反面、後遺症を抱えてしまうリスクが非常に高まっています。
かつて元気の代名詞でもあった長島茂雄氏がそうですよね。ですので、前述した症状を感じた方は、大丈夫と鷹をくくらず病院ですぐ診断してもらうことが大事です。一過性脳虚血症・脳梗塞は早期発見すれば大事に至らないケースが高くなります。早期発見です。その為には、日頃からこういった病気に対する知識を持って置くことと、症状を感じた時に如何に早く対処するかで、その後は大きく変わってきます。

何が原因で起こるの？

一過性脳虚血症が起こる原因ですが、前述したように血流が一時的に悪くなる症状でしたよね。つまり血管系の病気なわけです。現在、わかってる中では、血管系の病気を誘発する危険因子がいくつかあります。

・糖尿病
・高血圧
・加齢による動脈硬化
・喫煙

上記した危険因子はあくまでも代表的なものであって、これら以外にもあります。
しかし、前述した危険因子は血管へ与えるダメージは極めて高いとされていますので、
こういった症状をお持ちの方は、特に日頃から注意が必要です。

日頃から注意すべきことは？

一過性脳虚血症は放置すると、数ヵ月後に脳梗塞へ移行する確率が１０人中１～2人です。血流が悪くなるから血管が完全に詰まって血流が止まってしまうわけです。詰まる箇所にもよりますが、場合によっては命の危険、また助かったとしても後遺症というリスクがあります。つまりなってからでは取り返しのつかないことになりかねません。でもそうなってから後悔しても、「後悔先に立たず」ですよね。

では日頃から、どういったことに注意しておけばいいのでしょうか?
下記に記述しますので、ぜひ参考にして日頃から注意しておきましょう。


・一過性脳虚血症の症状をしかっり把握しておく
・症状が一時的で、収まったとしても必ず一度、そして早めに病院で診断してもらう
・高血圧・糖尿病（予備軍も含む）・喫煙者・40代以上の方は特に確率が高くなるので、 　食事制限を中心に生活習慣を正していく


でもこれって当たり前！と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこういったことぐらいしか防ぐ対策はないのです。ですから、絶対に些細な症状を見逃さない！軽視しない！というのが最も簡単で、誰でも出来る対策法なわけです。


過去に脳梗塞を発症した有名人

西城秀樹



長嶋茂雄

日頃から防ぐ方法、対策はあるの？

日頃から防ぐには前述したように、高血圧、糖尿病・喫煙・特に40歳以上の方は、日頃の食事を正すことと適度な運動を心がけることです。また健康診断で正常だからと安心しては行けません。これは別に脅かしているいるわけでもなんでもなく、一見健康そうに見えても、油断は禁物ということです。かつて西城秀樹さん、長嶋茂雄さんは脳梗塞になりました。しかし、脳梗塞になる前には、必ず一過性脳虚血症の症状が出ていたと言われています。今回のASKAさんと同じです。しかしASKAさんほど、体調不良にはならなかっただけです。ASKAさんの場合は、めまい・立ちくらみに加え、ひどい体調不良から病院を念のため受診したからわかったわけです。いつ誰が、どこでなるかは誰にもわかりません。しかしながらある程度予測することは出来ます。それが前述した症状です。これを「前触れ」といいます。わかりやすく言うと「このまま放っておくと脳梗塞になって倒れますよ！！というサイン」なわけですから、日頃からぜひ注意しておきましょう。


参考までに楽天でも販売されてますが、この本は日本人の三大死亡原因である脳卒中とその前触れである一過性脳虚血症について、非常にわかりやすく解説しています。そして日頃からどんなことに注意すればよいのか?また日々の生活習慣で防ぐ方法についてもわかりやすく解説していますので、一家に一冊「健康バイブル」として置いておくのもいいかもしれませんね。
間違っても置いておくだけでなく、読んで万が一にならないために知識を持っておきましょう。

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タグ：ASKA 一過性脳虚血症 病気 病名 脳梗塞